発売直後の製品のため、実機を長期テストした評価ではなく、公開情報をまとめた内容です。
「コントローラーでエイムが吸い付く」って、聞いたことありますか?
2026年の春、Apex界隈で「RCフィルター」という機能がSNSでバズりました。
スティックに超高速の微振動を仕込んで、ゲーム側のエイムアシストを張り付かせる——という、ちょっとグレーな噂のやつです。
その機能を正面から看板にして出てきた新作コントローラーが、今回紹介するLeadjoy Saber Plus(リードジョイ セイバープラス)。
公式の予約価格は$59.99(約9,000円)ですが、アリエクなら6,700円前後で今すぐ買えます(2026年6月時点)
ずばり言うと、これは「TMRスティック+全ボタンマイクロスイッチ+話題のRCフィルター」を1万円以下に詰め込んだ、左右対称(PS型)配置の意欲作です。
ただ、発売したてで実機の長期レビューはまだほぼ無いのと、国内正規(技適付き)の流通はまだ無い点だけ先に言っておきます。買うだけならアリエクで今すぐいけます。
この記事では、発売スケジュール、確定スペック、そして賛否ある「RCフィルター」の正体(「固定すればOK」の真相)までを、誇張なしで整理します。
Leadjoy Saber Plusとは?まず発売日と予約情報

Leadjoy(リードジョイ)は、TMRスティックや「RCフィルター」を売りにした新興のコントローラーブランド。
日本では株式会社サイズ(Scythe)が代理店になり、2026年6月から兄弟機の取り扱いを始めたばかりです。
Saber Plusの時系列はこんな感じ。
- 2026年5月20日:正式発表・グローバル予約スタート
- 2026年6月中旬:購入者への出荷開始予定
- 2026年6月20日まで:予約特典「Magic Cap Set」(スティック高さ・テンション調整キット)を無料同梱
価格まわりは販路で表記が割れています。
公式ストア(leadjoy.ai)では$59.99がそのままの価格。一方、予約解説サイトのGadgetHyperでは「定価$79.99 → セール$59.99(30%OFF)」という見せ方です。
実勢としては$59.99で見ておけばOKですね。
ちなみに「発売前のリーク」を期待していた人には残念な話なんですが、今回調べた範囲では正式発表前に出回った独立系リークやティーザーは確認できませんでした。
公式ページのURLが「coming-soon」のまま残ってはいるものの、中身は確定スペックと一致。
事実上、5月20日の正式発表が初出と見ていいです。
スペック一覧
数値は公式(leadjoy.ai)と公式取扱のGadgetHyperを基にしています。
発売前ページゆえ未記載の項目もあるので、そこは正直に「非公開」としています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スティック | JS13 Pro TMR(トンネル磁気抵抗・非接触・500万回耐久) |
| トリガー | デュアルモード(マイクロスイッチ0.45mm/ホールリニア255段階を切替) |
| ボタン | ABXY全てメカニカルマイクロスイッチ(20%大型化・0.5mm) |
| 配置 | 左右対称(PlayStation型パラレル) |
| 背面・追加ボタン | リマップ可能4個(追加ショルダー2+背面2)・500ステップマクロ |
| 注目機能 | Dynamic RCフィルター/AIスティックカーブ(8点調整) |
| ポーリングレート | 1000Hz(有線・2.4GHz)・応答1ms |
| 接続 | 2.4GHzワイヤレス+有線USB(※Bluetoothは非搭載) |
| 対応機種 | Windows(PC)/Switch/Android/iOS |
| バッテリー | 1000mAh・最大30時間(販売店記載) |
| ジャイロ | 6軸モーション(別売モーションモジュールで拡張可) |
| 振動 | デュアルモーター(瞬時停止対応) |
| ライティング | VIBE RGB(※後述の注意点あり) |
| アプリ | PC・モバイル両対応 |
| カラー | ブラック/ホワイト |
| 価格 | $59.99(予約価格・2026年6月時点) |
なお重量・サイズは公式未公開、トリガーストップ機能・ドングルやケーブルの同梱有無も明記なしでした。
このあたりは確定情報として書けないので、購入前に販売ページで確認してください。
ここが注目!おすすめポイント4つ
① スティックは「ホールの上位」TMR
最近のコスパ機はホールエフェクトスティックが定番ですが、Saber Plusはさらに上のTMR(トンネル磁気抵抗)スティックを採用。
メーカー公称では、ホールと同じ「物理接点なし=ドリフトしない」寿命を持ちつつ、読み取りの分解能(精度)がホールより大幅に高いとされています。
前回紹介したGameSir Nova 2Lite(ホール・約3,600円)から見ると、明確に1階級上のスティックですね。
ただし「TMRのほうが高精度」はあくまでメーカー公称で、Saber Plus単体の第三者計測データはまだ出ていない点は補足しておきます。
② トリガーもボタンもデュアルモード&マイクロスイッチ

トリガーは物理切替式のデュアルモード。
マイクロスイッチモード(0.45mmで即クリック・FPS向き)と、ホールリニアモード(255段階のアナログ・レース向き)を使い分けられます。
ABXYボタンも全てマイクロスイッチで、従来比20%大型化。カチカチした明確なクリック感です。
背面・追加でリマップ可能なボタンが4個、マクロは500ステップまで。
この装備で$59.99はかなり攻めてます。
③ 看板機能「RCフィルター」(詳しくは後述)
Saber Plus最大の話題がDynamic RCフィルター。
スティックの生の信号を整えて、エイムの追従を滑らかにしたり「粘らせ」たりできる機能で、アプリのスライダーで強度を調整します。
これがSNSでバズった機能なんですが、使い方によってはグレーなので、章を分けて正直に解説します(次の次の章)。
④ TMR+RGB+アプリ対応で1万円以下
そのほか、6軸ジャイロ、瞬時停止対応のデュアル振動、フルカスタムの「VIBE RGB」ライティング、PC・スマホ両対応アプリ、300%高摩擦の交換式ラバーキャップ……と全部入り。
メーカーやレビュー媒体は「$300クラスのプロ向け機能を$59.99に詰めた」と謳っています(※これは販売側のフレーミングで、第三者検証ではありません)。
「RCフィルター」って結局なに?「固定すればOK」の真相
ここが一番気になる人が多いはず。中立に整理します。
RCフィルターは「スティック入力の整え(フィルタリング)」です。
電子回路のローパスフィルター(信号を滑らかにする回路)の比喩で、調整は2方向あります。
- プラス方向(手ブレ除去):スティックのノイズや手の震えを除去して入力をクリーンにする。
いわゆる普通の手ブレ補正で、これは誰も問題視していません。 - マイナス方向(動的ジッター):あえて超高速の微振動をスティックに乗せる。
するとゲーム側が「常にスティックを動かしている」と誤認し、回転エイムアシストが指を止めても張り付き続ける。ここが「実質チートだ」と炎上した部分。
つまり、炎上しているのは「マイナス方向の動的ジッター」だけで、RCフィルターという機能そのものが悪いわけではありません。
ここで大事なのが「固定すればOK」という整理です。
正の値や固定の設定で(=手ブレ除去として)使う分には問題視されておらず、Leadjoyも大会向けに設定を準拠範囲にロックする「トーナメントファームウェア」を用意していると説明しています。
実際、通常のランク・カジュアルマッチでは、現時点でゲーム側の検出やペナルティは確認されていません(=今のところ明示的に禁止されているわけではない)。
ただ、正直に補足しておくと——
「ALGS(公式大会)で禁止された」という話はプロやRedditを出どころに広まっていますが、Respawn / EA の公式声明として確認されたわけではありません(執筆時点)。プロの間でも「露骨なチート」(Dropped選手)と「効果は誇張されてる」(ImperialHal選手)で意見が割れています。
なので結論はこう。
固定・手ブレ除去として使う分には、現状とがめられていない普通の補正機能。
一方でマイナス値の動的ジッターを対戦でブン回すのは公平性・規約の面でグレーで、今後ルールが変わる可能性もある——。
この線引きさえ分かっていれば、過度に怖がる機能ではないです。
買う前に知っておきたい注意点5つ
発売直後ゆえの「まだ分からない」も含めて正直に。
① 実機レビューがまだほぼ無い
予約・出荷開始直後なので、長期使用レビューや第三者の遅延・ドリフト計測は事実上ゼロ。
スペックは魅力的でも、ビルド品質や耐久性は「発売後の評価待ち」です。この記事も実機テストではありません。
② Bluetoothは非搭載。Switch 2対応も明記なし
接続は2.4GHzワイヤレスと有線のみ。Bluetoothはありません。
兄弟機のXeno Plusと混同されがちですが、Xeno PlusにはBluetoothがあり、Saber Plusには無い、という違いです。
またSwitch 2やSteam Deckへの対応も公式には明記されていません
(伸縮モバイル型のBlade PlusはSwitch 2対応ですが、これも別製品)。
③ RGB表記が公式内で食い違っている
GadgetHyperは「VIBE RGB(フルカスタム)」と訴求していますが、公式の予約ページのスペック表には「単色LED」という記載も混在しています。
発売前ページの記入ミスか上位機能との混同の可能性があり、RGBの仕様は確定版で要確認です。
④ 充電ドックは非対応
兄弟機Xeno Plusにあるスマート充電ドックは、Saber Plusでは省略されています。
メーカー説明では「ドックを外してRGBに投資し、価格を抑えた」とのこと。
⑤ 技適マークがない(日本で使うなら最重要)
これが日本のユーザーにとって一番の論点。
Saber Plusは国内正規代理店の取り扱いがなく、技適マークがありません。
個人輸入して2.4GHzワイヤレスで使うのは電波法上グレーになります(有線なら無線部を使わないので回避はできますが、ワイヤレスが本製品の主役なので本末転倒気味)。
技適を重視するなら、後述の国内正規品(兄弟機)が現実的な選択肢です。
SNS・ネットでの反応
発売直後で母数は少ないですが、現状の声を拾うとこんな感じ。
ポジティブ
- 「ようやくまともな左右対称コントローラーが、適正価格で出た」(YouTubeレビュー)
- 「$60でTMR・対称配置・1000Hzは魅力的」「PSレイアウト勢の待望の1台」(X)
- 兄弟機Xeno Plusの日本語レビューでは「RCフィルターがかなり強力」「999.81Hz・0.26msの実測」と高評価(※Saber Plus本体ではなく同系統機の声)
ネガティブ・慎重
- 「マイナスRCフィルターは実質チート/入力スプーフィングだ」「ALGSで禁止された」という批判が多数
- 「メンブレンではなくマイクロスイッチなのは良いが、ドックが無いのは惜しい」(海外レビュー)
総じて、製品スペックへの期待は高いが、RCフィルターの倫理面で評価が割れているのが現状です。
競合・兄弟機との比較

まず同社ラインナップの整理から。
| 製品 | 配置 | 特徴 | Bluetooth | 充電ドック |
|---|---|---|---|---|
| Saber Plus | 左右対称(PS型) | VIBE RGB・RCフィルター | なし | なし |
| Xeno Plus | 非対称(Xbox型) | 充電ドック付き | あり | あり |
| Blade Plus | 伸縮モバイル型 | Switch2対応・スマホ用 | あり | − |
「PS配置でRGBが欲しい=Saber」「Xbox配置でドックが欲しい=Xeno」と覚えればOK。
次に$59.99前後のライバルと比べるとこう。
| 製品 | 価格目安 | スティック | 配置 |
|---|---|---|---|
| Leadjoy Saber Plus | $59.99 | TMR | 対称 |
| GameSir Cyclone 2 | 実売$40〜47 | TMR | 非対称 |
| 8BitDo Ultimate 2 | $59.99 | TMR | 非対称 |
| GameSir Tarantula Pro | $69.99 | TMR | 対称 |
| GameSir Nova 2 Lite | $30前後 | ホール | 非対称 |
正直に言うと、純粋なコスパならGameSir Cyclone 2(同じTMRで実売$40台)が強敵です。
Saber Plusの差別化点は、(1)左右対称配置、(2)RCフィルター、(3)VIBE RGB の3つ。
「PS型の対称配置でTMR、しかもRGBで光らせたい」人にはハマりますが、配置にこだわらないなら他の選択肢も比較する価値ありです。
ちなみに、前回紹介したGameSir Nova 2Lite(約3,600円・ホール)からの“1階級アップグレード”として見るのも分かりやすいです。
ホール→TMRで読み取り精度が上がり、価格はおよそ倍。「もう一段いいスティックが欲しくなったら」の乗り換え先、という位置づけですね。
日本での買い方(2026年6月時点)

結論から言うと、アリエク(AliExpress)なら今すぐ、しかも一番安く買えます。
国内正規代理店(株式会社サイズ)はまだSaber Plusを扱っていないので「国内正規・技適付き」では買えませんが、現物が欲しいだけならアリエクが手っ取り早いです。
| 入手方法 | 価格目安 | 技適 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アリエク | 6,672円前後(35%OFF・2026年6月実査) | なし | 一番安い・今すぐ買える。配送に時間 |
| 公式/GadgetHyper直販(輸入) | 約9,000円+送料・関税 | なし | 確実だがアリエクより高い |
| メルカリ | 約1万円 | なし | 割高・転売・サポートなし |
| Amazon.co.jp | (ページはあるが価格非表示・配送不可) | − | 実質まだ買えない |
公式$59.99(約9,000円)より、アリエクの方が2,000円以上安いのが面白いところ。新製品なのに発売直後から安く買えてしまいます。
ただし共通の注意点が「技適」。
アリエクや公式輸入はいずれも技適マークなしなので、2.4GHzワイヤレスで使うのは電波法上グレーです(このへんは中華ガジェットの個人輸入につきものの話)。
「どうしても技適付きで安心して使いたい」なら、同社の国内正規品(兄弟機)が代替候補です。株式会社サイズが2026年6月12日に発売済み。
- Xeno Plus Combo:¥8,980(税込)/充電ドック付き・Bluetooth対応・Xbox型
- Blade Plus:¥5,980(税込)/伸縮モバイル型・Switch2対応
「Saber Plus(左右対称・PS型)じゃないと嫌だ」ならアリエク一択、「配置にこだわらず技適付きが安心」ならXeno Plus、という整理です。


価格・在庫・クーポンは変動するので、購入前に必ず最新を確認してください。
まとめ:尖った新作。アリエクなら安く今すぐ
最後に整理します。
向いている人
- 左右対称(PS型)配置でTMRスティックの新作が欲しい
- マイクロスイッチのカチカチ感、背面ボタン、RGBを全部1万円以下で
- RCフィルターを「手ブレ除去」や話のタネとして触ってみたい
- 多少の輸入の手間・技適なしを許容できる(アリエクで約6,700円)
待った方がいい人
- 技適付きで安心して無線運用したい(→国内正規のXeno Plus / Blade Plusへ)
- 実機レビューや第三者の計測を見てから決めたい(発売直後で情報が薄い)
- マイナスRCフィルターで対戦を有利にしようと思っている(→現状グレーで、今後ルールが変わればBANリスクも。そこ目当てなら非推奨)
スペックだけ見れば、間違いなく$59.99帯では尖った1台。しかもアリエクなら約6,700円とむしろ安い。
「発売したてで実機レビューが薄い・技適なし・RCフィルターはマイナス運用だけグレー」——この3点さえ分かって選べば、コスパは相当なものです。
自分はこういう“攻めてる新作”を眺めてるだけでワクワクするタチなんですが(;^ω^)
初物に飛び込むか、枯れた国内正規品で堅実にいくか——そこは予算と性格で決めましょう。
良きパッドライフを!
※発売日・価格・予約特典・在庫・日本での入手性は2026年6月時点の情報です。発売直後の製品のため、購入前に必ず公式の最新情報をご確認ください。本記事は実機を長期テストした評価記事ではありません。
